30代サラリーマンが始める資産運用

30代サラリーマンが始める資産運用

東京在住の30代半ばのサラリーマンです。2018年に不動産投資を始めようと思い立ち色々やってみたんですが購入に至らず、2019年からは資産運用をコツコツ続けています。リアルタイムで進行中の運用状況を書いていきます。

NZD/USDのトラップを追加

f:id:salary-fudousan:20190916135846j:plain
これまで好調だったNZD/USDがレンジアウトしてしまい、

8/6を最後にもう1ヶ月以上決済がありません…

 

相場自体はどうすることもできないですが、

何か対策できないかと色々と検討してみました

 

 

レンジアウトすることの懸念点

f:id:salary-fudousan:20190916115941j:image

まずそもそもレンジアウトすると何がダメなのかってとこですが、

理由は明確で、通貨ペアによってはマイナスのスワップが発生してしまうからですね

 

スワップについてはこちらの記事にも書きました

salary-fudousan.hatenablog.com

 

じゃあこのレンジアウトしてるNZD/USDで、

一体いくらぐらいのマイナススワップが発生してるのか確認してみます

 

マイナススワップの確認方法

NZD/USDを例にスマホアプリの画面を見ながら確認してみます

①右下のメニューのスワップカレンダーをクリック

f:id:salary-fudousan:20190916103521j:image

②通貨ペアでNZD/USDを選択

f:id:salary-fudousan:20190916103836j:image

③今は9月ですが今回は8月分をみたいので先月分表示をクリック

f:id:salary-fudousan:20190916104047j:image

④日々いくらのスワップが発生するかが確認できます

f:id:salary-fudousan:20190916141000j:plain

 

例えば8/6に買いの決済待ちのポジションを1万通貨を持っていると、

36円のマイナススワップが発生します

8/6に新規でポジションを持った場合は8/8からスワップが発生し始めて、

8/6に決済したポジションに対しては8/7にスワップが付与されます

 

⑤あとはそれぞれの日に持っていたポジションの数をかけていくだけです

 

実際に計算してみる

私の場合ポジションは全て0.1万通貨で設定していますので、

例えば8/2時点で持っていた1つのポジションに対してはマイナス3.5円が発生します

8月はほぼレンジアウトでしたので計算は比較的簡単です

※厳密に計算するのは少し手間なのと、

1つのポジションに対するマイナススワップは1日あたり数円程度ですし、

大枠が把握できればいいだけなのでざっくりで計算します

 

トラリピのポジション一覧で確認したところ、

8/1時点で保有していたポジションが27件で、

8月のトータルマイナススワップは0.1ポジションに対して120.6円なので、

それだけで¥3,256.2がマイナススワップとして発生します

 

続いて8月に新規で保持したポジションについても、

同様に計算します

 

新規ポジションが8/1に5つ、8/2に1つ、8/7に3つありましたので、

それぞれ8月中に発生したマイナススワップを計算したところ、

¥513.5、¥99.3、¥231でした

 

全て合計すると8月だけで¥4,100がマイナススワップとして発生しています

改めて計算してみるとけっこうな額ですね…

 

なんでこんなに大きいかと言うと、

私が設定している売りトラリピの最も上からチャートがほぼ一直線で下降したので、

最大限のポジションを持ってしまっている上、

更にそのままレンジアウトしてしまったので、

決済もされずポジションを持ち続けてしまっているからです

 

 

もう一つのやるべきこと

f:id:salary-fudousan:20190916115531j:image

ところで、話は全く変わりますが、

トラリピに関して私はもう一つ別のやるべきことがありまして、

それは「収益分の再投資」です

 

再投資=複利運用

私のトラリピは毎週毎月着実に利益を上げてくれていて、

これまでにおよそ13万円の利益が出ているのですが、

その利益分の再投資ができておらず、つまり複利運用ができていない状態です

 

いつも頭の片隅では気にしていたんですが、

どの通貨ペアのどこに再投資するか決めあぐねていました

 

収益分でNZD/USDのトラップを追加

もう話は見えてきましたね

 

そうです

これまでの収益分でNZD/USDにトラップを追加します

 

これにより2つの懸念点を一気に解消できますね

つまり収益分でトラップを追加することで、複利運用になりますし、

NZD/USDのトラップを追加してレンジを広げることで、

保有している分のマイナススワップが減ることはないですが、

少なくとも追加したレンジ内で決済が発生してくれれば、

単純にマイナススワップが増え続けるだけの状況を打破できます

 

 

NZD/USDの追加トラップの内容

f:id:salary-fudousan:20190916141237j:plain

実際に追加した具体的な設定を紹介します

 

資金はひとまず10万円で、

レンジは今の買いトラリピの下限0.65より下を上限に、

下限は今回の下降トレンドの底値から更にバッファをみて0.620までとし、

リーマンショック時の最安値と同じぐらいまで耐えられるよう、

ロスカットが0.4735ぐらいになるようにトラリピ運用試算表で計算したところ、

6本まで仕掛けられそうということが分かりました

f:id:salary-fudousan:20190916142947j:plain

トラリピ運用試算表の使い方はこちらの記事でも説明してます

salary-fudousan.hatenablog.com

 

ロスカットが0.49705と多少高くなってしまっていますが、

この程度は許容範囲です

 

実際の注文画面がこちらです

f:id:salary-fudousan:20190916143106j:plain
実際に配置してみたところ上限は0.645で、

利益幅は基本トラリピと同じ5.5ドルにしました

 

NZD/USDの基本トラリピはこちらの記事でも紹介してます

salary-fudousan.hatenablog.com

 

 

チャートにおとしてみるとこんな感じです

f:id:salary-fudousan:20190916123155j:image

赤い範囲が買いトラリピの範囲です

私の想定レンジの中央=買いトラリピの上限から、

一直線に下降してるのがよくわかりますね…

 

赤い範囲の下の青いライン6本が今回追加したトラップです

 

トラップを追加した途端、

私のトラップとトラップの間を絶妙に横移動し始めた時は、

なんの冗談かと思いましたが、笑

f:id:salary-fudousan:20190916123910j:image

数日後しっかり新規ポジションが2つ成立してました

 

 

まとめ

f:id:salary-fudousan:20190916141412j:plain
NZD/USDのレンジアウトしてマイナススワップが大きいことと、

収益を再投資出来てないという2つの懸念を解決するために、

これまでの収益分でNZD/USDにトラップを追加しました

 

この対応に関しては、

ズルズルと対応を先延ばしにしてしまった感もなくはないですが、

そして意味深な画像も貼ってみましたが、

まあこのぐらいのんびりペースでやってくのが私のスタンスなので、

こんなもんでしょう

 

さてさて、どうなるか楽しみです!