トラリピ「基本設定」の作り方:EUR/JPYの設定を例に
トラリピを設定する時には、以下のことを決める必要があります
- 通貨ペア
- 運用資金
- 仕掛けるレンジ
- トラップの本数
- 一本あたりの通貨
- 一本あたりの利益幅
※ちなみにストップロスに関しては、長期保有前提なので基本オフです
※また決済トレールに関しても、別記事で書いた通りあまり合わなかったので基本オフです
salary-fudousan.hatenablog.com
通貨ペアと運用資金に関しては、
それぞれ好みやどの程度の余裕資金で運用するのか次第なので、
ここはそれぞれ状況に応じて決まるかなと思います
私の場合は、
運用中の他の通貨ペアとの関係からEUR/JPYを選択し、
賞与の余裕資金の50万を運用することに決めました
とゆうことで、今回の私のEUR/JPYの設定を例に、
それ以外の設定をどのように決めていくのかを紹介します
今回は私が「基本設定」と呼んでいる一番安全な設定を作る方法を紹介します
仕掛けるレンジ
基本的には長期チャートで見たときの、
レンジの上限と下限に設定します
ハーフ&ハーフにする場合も同様に、
売りトラリピをレンジ中央からレンジ上限に、
買いトラリピをレンジ中央からレンジ下限に設定します
今回のEUR/JPYの場合は、こちらです
レンジ上限:150
レンジ中央:120
レンジ下限:94
仕掛けるトラップの本数
続いて本数です
今回は売りトラリピを例に紹介します
ここからはトラリピ運用試算表を使います
- トラリピ運用試算表にアクセス(https://www.m2j.co.jp/mp/toraripi/toraripi-trial-balance)
- 売り新規に切り替え
- 通貨ペアでユーロ円を選択
- 運用資金に50万を入力
- レンジに120〜150を入力
- 仕掛ける本数はとりあえず10を入力(ここは後で調整します)
- 一本あたりの通貨で0.1を入力(=0.1万通貨=1000通貨)
- 一本あたりの利益で500を入力(リスクには影響しないのでとりあえずの値で大丈夫です)
- ストップロスは設定ナシです
以上です
全て入力した画面がこちら
まずはテキトーに本数10本で試算してみますので、
これで計算スタートをクリックします
その結果がこちら
色々な項目がありますが、一番大事なのは右下のロスカットの値です
今回の設定だとロスカットが177.886円なので、
相場が上昇して177.886になるとロスカットになってしまいます
ただ今回は最大レンジを150としているので、もう少し本数を増やせそうです
あとは適当に本数を増やして都度試算してみながらちょうど良い本数を探します
やってみたところ、23本だとロスカットが150.717円でいい具合そうです
余談ですが、今回新たに追加されたモバイルアプリ内の試算表は、
入力はしやすくなりましたが、結果を一目で確認するのは難しいですね・・・
PCやタブレットで確認するのがオススメです
一本あたりの通貨
一本あたりの通貨に関しては、実は細かく調整したことがありません
基本的には全て設定できる最小単位である0.1万通貨=1000通貨にしています
なぜなら私のトラリピの戦略は、
なるべく広いレンジをカバーし、且つ長期で保有することを前提にしているので、
なるべく広いレンジをカバーするために、
一つ一つのトラップが小さい方が良いのです
逆に短期で勝負する戦略の方は、
この通貨を大きくすることで大きなリターンを見込めます
(その分大きなリスクを抱えるので、個人的にはオススメしませんが・・・)
とゆうことで、
長期的な資産運用を目指す場合は、
一本あたりの通貨は0.1万通貨が基本となります
一本あたりの利益幅
これに関しては、先人のお知恵を拝借しています
この記事のこの部分です
ちなみに利益幅に関しては、
それぞれのトラップでいくらの利益を見込むかの設定になり、
設定するトラリピ全体のリスクには影響しません
基本はこの表通りに設定すれば問題ありません
まとめ
とゆうことで、全ての項目の設定が完了しました
その注文画面がこちらです
これが一番安全な「基本設定」の作り方です
では、今回私はこの設定だったのかと言うと、
・・・そうじゃないんですね
基本設定はとても安全なので、
初めてトラリピをやってみる時や、完全に放置するにはもってこいの設定なのですが、
当然その分利益は少なめです
私はもう少し利益を狙いたいので、
もう少しリスクをとって少しだけ攻めた設定にしていますが、
それはまた別の記事にします